人気ブログランキング | 話題のタグを見る
10月12日(金) キンパチ
金髪じゃないよ 金八です。 笑
金八先生がまた昨日から始まりました
何故かかなり見ております。笑
昨夜の放送で非常に気になった言葉が・・・

現在の日本での自殺者は3万人
イラクでの戦争での死亡者は2万人


戦場よりも厳しい日本ってどんな国でしょう
そんな世界で生きる私たち
そんな世界へ出て行かねばならない子供たち
なんとかならないものかしら・・・

ドラマの中に 『ぎらりと光るダイヤのような日』 という詩が出てきました

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぎらりと光るダイヤのような日 
                    茨木のり子

短い生涯
とてもとても短い生涯
六十年か七十年の

お百姓はどれほど田植えをするのだろう
コックはパイをどれ位焼くのだろう
教師は同じことをどれ位しゃべるのだろう

子供たちは地球の住人になるために
文法や算数や魚の生態なんかを
しこたまつめこまれる

それから品種の改良や
りふじんな権力との闘いや
不正な裁判の攻撃や
泣きたいような雑用や
ばかな戦争の後仕末をして
研究や精進や結婚などがあって
小さな赤ん坊が生れたりすると
考えたりもっと違った自分になりたい
欲望などはもはや費沢品になってしまう
世界に別れを告げる日に
ひとは一生をふりかえって
じぶんが本当に生きた日が
あまりにすくなかったことに驚くだろう

指折り数えるほどしかない
その日々 の中の一つには
恋人との最初の一瞥の
するどい閃光などもまじっているだろう

<本当に生きた日〉 は人によって
たしかに違う
ぎらりと光るダイヤのような日は
銃殺の朝であったり
アトリエの夜であったり
果樹園のまひるであったり
未明のスクラムであったりするのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この中で、一番心に残った言葉は何ですか?
と、金八さんが子供たちに聞いてました
私は何だろう
【本当に生きた日があまりにすくなかったこと驚くだろう】 かな?
何気に毎日を過ごしていることを実感した瞬間でした

私が本当に生きた日
No.1は若頭を産んだ日
これは自信をもって言えるかも
あとは逆の日も
記憶はないけれど
私がこの世に産まれて来た日
きっとそうだと思う
1日を大事にせねばと思った日でした
やるな、金八先生

茨木のり子さんと言う方の詩
どこかで聞いたことがあるなぁと思って調べてみたら
『自分の感受性ぐらい・・・』という詩も彼女のものでした
この詩、何故か気にかかって昔メモをした事がある詩
何かご縁があるのでしょうな
by shihotaichi | 2007-10-12 12:14
<< 10月17日(水) ゆずりはの詩 10月7日(日) 運動会 >>